【珍しい革】あの動物が?ユニークで意外な革小物の素材
世の中には革の素材がたくさんあります。ここでは、その中でもユニークな革をいくつか紹介しています。意外な動物から身近な動物まで。革の世界は奥が深いです。
目次
エキゾチックレザー篇
エキゾチックレザーとは動物の革でも比較的珍しい革をさします。クロコダイル(鰐革)やパイソン(蛇革)などが有名ですが、他にも様々あるようです。
ガルーシャ(エイ革)
「アカエイ」の革です。加工された革はまるでビーズを敷き詰めたかのように綺麗です。非常に硬いのも特徴で、武具にも使われました。日本でも刀の柄や鞘の部分に使われていたそうです。
スターマーク
出典:全日本爬虫類皮革産業協同組合
ガルーシャの特徴でもある真ん中の白い部分。光を感知する器官だった部位です。その見た目から「スター」と呼ばれてます。
珍しく高級な革ですが、持ち手を選ぶかもしれません。雑誌Begin (ビギン) でもスタッフが女子たちに散々言われてました(笑)
ディアスキン(鹿革)
実は日本で最も古い文化を持つ馴染みの革。特徴はまるで布のような触り心地の柔らかさ。その触り心地から「レザーのカシミア」とも言われています。「印伝」も鹿の革です。
シャークスキン(鮫革)
入手量と加工業者の少なさで希少価値が高いサメ革。その中でも最高級なのが「ヨシキリザメ」の革。このサメはあのフカヒレに使われるサメだそうですね。革の特徴としてはザラザラとした質感、そして硬いそうです。
オーストリッチ(駝鳥革)
よく耳にする革ですが、その正体はダチョウの革です。エルメスなどハイブランドの革でも有名です。軽く丈夫な革です。柔らかい質感ですが、耐久性は牛革の2倍と言われています。
クイルマーク
出典:全日本爬虫類皮革産業協同組合
オーストリッチの特徴でもある斑紋。簡単にいうと毛穴の跡です。
ラクダレザー(駱駝革)
日本ではあまり聞きなれない革ですが、ヨーロッパでは高級革。キャメル色のキャメル革もあるということですね笑。とても強靭で丈夫な革らしいです。
エレファントレザー(象革)
条約などの規制で非常に希少な革です。摩擦に強く耐久性がある丈夫な革。
ワシントン条約の規制
現在では生体保護のため、象革は規制対象です。一部許可があるのはアフリカのジンバブエ自然公園内のみ。限定捕獲した象革のみ販売が許可されているそうです。
日本伝統篇
クロザンカク(黒桟革)
牛革を漆で加工した伝統革。”侍レザー”の異名を持つカッコいい革です。
非常に硬く、甲冑など武具にも使用されました。現在も剣道の高級防具に使われたり、ファッションでも黒桟革の小物が存在します。
インデン(印伝革)
鹿革に漆で模様付けした伝統革。日本人には馴染みのデザイン柄で、触り心地の良さが特徴です。江戸時代では粋な革小物として人気を博しました。現在も老若男女問わず人気のある伝統革です。
ブンコガワ(文庫革)
白い革に模様付けした伝統革。姫路の伝統工芸品です。
女性らしい柔らかいデザインが特徴です。ジブリとコラボしてる革などもあるようですね。浅草に文庫革の専門店「大関」があります。
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