【レビュー】カバンの骨でトートバッグの底を自立させてみた

革鞄, 革メンテナンス

バッグのふにゃふにゃに便利なカバンの骨ですが、サイズや耐久性が気になりますよね。カバンの骨はバッグによって合う・合わないがあります。そこでこの記事ではカバンの骨の素材やサイズの目安(測り方)について詳しくレビューしてます。トートバッグやリュックで検討の際は、参考にしてみてください^^

カバンの骨をトートバッグにつけてみた

カバンの骨をつける前

こちらのレザートートを実験台にしてみました(エムピウのノマデというバッグです)。革製品で底板があるので多少は自立するのですが、トートバッグなのでヘナるんですよね。モノを入れてないと、上画像のようにフニャッとなります。そしてカバンの骨を装着してみたら↓

カバンの骨をつけた後

おぉ〜ってなりましたw

中には何も入れてない状態です。レザートートでもキレイに立ちました。ちなみにエムピウのノマデというトートバッグです。底板があるカバンなので、補強に使ったのはカバンの骨(底ゴム付き)のみです。購入して1ヶ月立ちますが、型くずれの心配もなく丈夫にサポートしてくれてます。

カバンの骨の素材は何?

外側はポリエステル。そして要となる芯材は発泡ポリエチレンで、わかりやすくいうと柔軟なプラスチックです。発泡ポリエチレンは耐久性が優れている材質なので、ちょっとやそっとの衝撃では変形しません。カタチをキープしてくれるので、柔らかい革製品のバッグでも型崩れせずにサポートしてくれます。

ちなみに、ぼくが今回対象にしたエムピウのトートバッグはタンニンなめしの革(=エイジングする革)です。質感的には柔らかめの革なので、カバンの骨にうまく馴染みました。

カバンの骨の作り方はカンタン

入ってるパーツ
・底ゴム×2
・本体パーツ×4
・縮み防止パーツ×4(これは使わないやつ)

これらを以下のように組み立てるだけです。

ホイ、ホイ、ホイ(ゴムっぽいのが底ゴム

ホイ、ホイ、ホイ

とこんな感じで、すぐ終わりました笑

ちょっとした工作のようで楽しかったです。真ん中の赤い部品でサイズを調整します。

赤い部分を差し込むとき、少し力を入れます。その時に頑丈な作りであることを再確認できます。カバンのサイズに合わせて調整してみてください。

ちなみにカバンの骨には底ゴム付きと、そうでないものがあるので注意してください。底ゴム付きがないと、カバンによって浮き上がりやすくなります。より強固にするには底ゴムがあるものを選んでください。※Amazonや楽天では底ゴム付きなのかチェックしてください

カバンの骨のデメリット(注意点)

カバンの骨は種類に注意!

種類 寸法(バッグの外周) 例(バッグの種類)
スタンダード 86~112cm ビジネスバッグ、トート、バケツ型バッグ
ラージ 92~120cm ボストンバッグ、大きめのトートバッグ
mini 75~90cm リクルートに使うハンドバッグ
極mini 67~80cm 小さめのリュック

カバンの骨はバッグの大きさによって、サイズが分かれています。一般的なリュックやトートバッグならスタンダードで大丈夫だと思いますが、購入前にメジャーでカバン周りを測ってみてください。買う前に寸法を測るのが確実です。※ちなみにラージの寸法が同じだったので販売先に聞いてみたら、画像のミスだったそうです。

カバンの骨の代用になるものはある?

底板を安定させる考え方としては、バッグインバッグなどの方法もあります。カバンの自立対策はこちらでまとめてますので、参考にしてみてください↓

カバンによっては「+底板」がオススメ!

カバン底のふにゃふにゃで最強の対策が「カバンの骨+底板」です。カバンの骨を底板と一緒にセットすることで、より強固になりピンと自立しやすくます。

まとめ

カバンの骨は革製品でも効果はあります。ほかにもアウトドア系のバケツ型リュックや、ビジネスバッグにもオススメ!電車の棚やカフェなどの出先でも、バッグのふにゃふにゃに困らなくなります。カバンの自立に試してみてください^^

革小物おすすめ情報

m+



エムピウはギミックな革小物がたくさんあります。ほかにはないユニークな作りがポイントです。革のエイジングも楽しめる最高のブランドです!→レビュー

m+のおすすめ
Lowtex



ローテックスはドクターマーチンが安く買える並行輸入店です。3ホールや8ホールがめちゃお得なのでオススメです!→レビュー

Lowtex
JOGGO



JOGGOはスマホやPCで革小物をかんたんにデザインできる面白いブランドです。予算5,000〜10,000円程のプレゼントネタにもオススメです!→レビュー

JOGGOで作成する